JBATHについて

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  1. 名称
    日本介護用入浴機器工業会(略称 介護入浴機工)
    英文名:Japan Bathing System for nursing care Association.(略称 JBATH)
  2. 事務局所在地
    東京都新宿区山吹町358-6
  3. 設立の目的
    日本介護用入浴機器工業会は、医療施設・福祉施設向け介護用入浴機器産業の発展に必要な活動を行い、会員の公正な意見を取りまとめてその実現に努力し、国民の医療・福祉の向上に貢献することを目的とします。
  4. 設立の背景
    国は団塊世代が75歳以上となる2025年に向け、「地域包括ケアシステム」の構築を進めています。
    このシステムは、住み慣れた地域で生き生きと暮らせるよう、住まい、医療、介護、予防、生活支援を一体的に提供する社会システムであり、病院、特別養護老人ホーム、デイサービス等の医療施設・福祉施設が欠かせません。近年、高齢者の増加と働く世代の減少により、施設での人手不足や介助者への身体的負担が問題となっています。このため、機器(ロボット)を活用したサービス提供や身体的負担の軽減に期待が高まっています。
    一方、医療機器については、行政や業界団体などを中心に、機器基準や製造販売の仕組みが整備されました。しかしながら、介護用入浴機器は業界団体がなく、各社が自主的に品質確保や安全啓発の取組みを行ってきました。業界がこれからも信頼され、施設やご利用者にとって魅力ある入浴機器を提供し、成長していくためには基準策定などのルール形成が急務となっています。
  5. 設立にあたり
    社会的課題と業界課題を解決すべく業界団体を設立しました。日本の文化となっている『入浴』は、こころとからだを元気にする源で健康維持に欠かせません。安全で快適な介護用入浴機器を提供し、生産性が高く働きやすい職場環境を提案することを使命としています。今後、機器の安全基準策定など、長期にわたり信頼性を高める活動を展開していきます。地域包括ケアシステムの一助となることで社会貢献を果たします。また、国が進めているアジア健康構想についても研究を進めて参ります。

初代会長 奥田 宏(オージー技研株式会社 代表取締役社長)
平成29年5月プレスリリースより